トップページ > 看護介護全国ニュース(BERITA PERAWATAN) > 2013年1月 第145号

ヘッドライン ... このニュース記事は、EPA(経済連携協定)及び、外国人看護師・介護福祉士に関する全国ニュースをダイジェストでまとめたものです。

目指せ介護福祉士、特養ホームにフィリピン人研修生/小田原 (2012/11/27 神奈川新聞)

働きながら日本の介護福祉士資格取得を目指すフィリピン人研修生2人の辞令交付式が26日、受け入れ先の特別養護老人ホーム「たちばなの里」(小田原市小船)で行われた。日本語や文化、介護技術などを身に付け、3年後の試験合格を目指す。

辞令を受けたのは、ブレカショ・ダイアナさん(23)、エスピリトウ・ルヴィー・アンさん(26)。ブレカショさんは看護を学んでおり、エスピリトウさんは祖母を介護した経験があるという。

2人は今年5月に来日し、大阪府の研修施設で語学などに取り組んだ。これからは、他の職員と同様に勤務しながら介護の実技を磨くほか、ホームステイや地域活動への参加などを通じて、日本文化への理解も深める。

斉藤洋子施設長から辞令を受け取った2人は「皆さんと一緒に働けてうれしい。合格できるよう働きながら勉強したい」などと日本語であいさつ。「日本語が不安だが、海外で働くことが夢だった。チャンスが得られれば、ずっと日本で働いていきたい」と意気込みを語った。

フィリピンからの介護福祉士候補者の受け入れは、日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)に基づくもので、2008年のインドネシアに続き、09年から開始されている。

しかし、両国からの受け入れは在留期間が限られ、日本語の習得が難しいこともあって合格率は低い。研修の場となる施設側の費用負担など課題も多く、厚生労働省によると、受け入れ実績は09年の379人から11年の119人に減少している。

同施設では、将来を見据えた人材確保や国際貢献の観点からスタート当初から受け入れており、今回の4期生で計7人となる。

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比の看護師候補らが日本語研修 来年6月訪日 (2012/12/6 共同通信)

日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)に基づき、フィリピンから受け入れる看護師と介護福祉士候補者への日本語研修の開講式が6日、マニラ首都圏の施設で開かれた。

日本語習得が大きな課題となっており、今回から母国での研修期間が3カ月延長され計6カ月となった。日本でもさらに6カ月の研修期間がある。来年6月末に訪日し、3〜4年の滞在で国家資格取得を目指す。日本政府が費用を賄っている。

在フィリピン日本大使館によると、候補者計147人が出席。東日本大震災の影響で辞退者が相次いだ前回に比べ約5割増えた。

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アジア人看護師・介護士 試験難関のまま、続々来日 (2012/12/24 西日本新聞)

経済連携協定(EPA)による外国人看護師・介護福祉士候補の受け入れが加速している。インドネシアの第5陣、フィリピンの第4陣が11月、九州をはじめ各地の病院や福祉施設に研修のため配属。早ければ来年にもベトナムから受け入れが始まる。制度は拡大の一方だが、日本語による国家試験の壁は厚く、期限内に合格できず失意のうち母国に戻る候補が多い。

これまでに九州に配属されたのは、インドネシアの看護師候補45人と介護福祉士候補21人、フィリピンの看護師候補14人と介護福祉士候補12人の計92人。しかし、国家試験合格は看護師がインドネシアの2人。今年、初受験した介護福祉士はインドネシア第1陣のうち2人の計4人だけだ。

国家試験には難解な漢字や古い言い回しが多いほか、介護保険など固有の制度や社会風習に基づく出題もある。内外の批判を浴びた政府は、難しい漢字に平仮名を付けるなど改善を図ったが、それでも外国人には難関。今春の合格率は看護師が11%、介護福祉士が38%。日本人を含む全体の看護師90%、介護福祉士64%を大きく下回った。

協定では看護師候補は来日から3年以内、介護福祉士候補は4年以内に合格しないと母国に戻る決まり。ここでも批判を受けた政府は、国家試験で一定以上の得点をした候補は在留をそれぞれ1年延長して、もう一回受験できることにした。

しかし、候補は母国で看護師の実務経験があったり、看護大学・短大を卒業したりしており「技能や知識を日本で生かすことはできない」「どんなに努力しても合格は難しい」との思いが強い。

九州では、看護師候補のうち延長しても期限が切れたインドネシアの第1陣14人が帰国。インドネシア第2陣とフィリピン第1陣では延長対象の人を含めて8人が帰国した。残る7人が介護福祉士候補のインドネシア第1陣2人とともに在留を延長した。そうした中、11月に両国合わせて19人が新たに九州の病院と福祉施設に配属された。

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